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いきなりですが、皆さんは伊勢志摩のおいしいものと言えば何を思い浮かべるでしょう?
伊勢志摩と言えば、美し国(うましくに)と盛んにアピールしていますが、
こちらにお越しになる方が主に口にされるのはおそらくは新鮮な魚介類でしょうか。
他にも伊勢の一つ手前、松阪市は松阪牛で有名です。
伊勢志摩のおいしいものをいくつか挙げると
・伊勢うどん
・てこね寿司
・うなぎ料理
・赤福
・松阪牛の網焼き
等など、他にもありますが主なものはこんなところでしょうかね。
ただ…、テレビの旅行番組などで取り上げられるような料理とか旅館って、
見た目通りお高いんですよねぇ^^;
それに地元民としてはぶっちゃけると車で1時間かかるかどうかの旅館に泊まって
お食事ってのも…と言うのもあってあまり利用する機会がないのです(T_T)
そんな地元民ですが、地元だけによく知っている
コスパのいいおいしいお店や料理もあります。
「有名なものだけでも食べ切れるかぁ!!」
そうおっしゃられるのはよくわかります。
今回はそんなものの中から地元民の私がお勧めしたい料理・お菓子を
3つほどご紹介したいと思います。
伊勢と言えばまずはこれ。
個人的には伊勢のソウルフードの代名詞だとおもいます。
そう、伊勢うどんです。
このうどん、地元では普通に食べられていてお店も多いんですけど、
他の都道府県から来た人には賛否両論なんです。
理由はいくつかあるんですが、特によく見かけるのは麵にコシがないと言う事と
何よりタレの色合いからくる拒否感らしいです。
まず麺のコシについては好き嫌いもあるでしょうが、
どうしてこんなに柔らかいのかと言うと
一説では昔はお伊勢参りの旅人は主に徒歩で伊勢までお越しになったとのことで、
かなりの疲労をされていたのだそうで、
そんな旅人の胃にやさしいコシの柔らかいうどんをふるまったのだとか。
そして、何かと食レポやレビューでネタにされがちなまっ黒いタレ。
こちらは地元民として言わせてもらうと「ただの食わず嫌い」が大半かと思います。
確かにあの色合いは醤油100%に見えなくもないですが、
長旅で疲れた人にそんなものお出しするなんてありえないでしょう。
見た目はああですが、実際には味醂や砂糖などの調味料で醤油の風味を生かしつつ
甘みのある味に仕上がっています。
上にのせる薬味は基本ネギのみ、お好みで写真のような生卵を割って月見うどん風とかが
ポピュラーな食べ方です。
ただ、私個人としては敢えて卵を乗せずに代わりに
たっぷりの天かすをかけるという食べ方が好みです。
天かすにしみ込んだタレとうどんに絡んだタレで伊勢うどんのタレのおいしさを満喫できますよ♪
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続きましては、これ!
鳥羽の洋菓子屋ブランカさんの「シェルレーヌ」です。
このお菓子、私は結構思い入れがあります。
昔鳥羽市内の旅館に勤めていたころですが、
館内の売店で扱うようになったので試しに食べてみたことがあったのですが、
とにかくおいしい!それしか言えないほどには語彙力がなくなってしまったお菓子です。
近年は県内のスーパーでも取り扱うところがあって、
わざわざ鳥羽まで足を運ばなくても買えるようにはなっていますが、
鳥羽の土産としておすすめをしたい一品です。
名前から察するに貝を意味する「シェル」と「マドレーヌ」を組み合わせた名前のようですが、
普通のマドレーヌとは違い外側はクッキー感覚のサクッとした食感、
内側はマドレーヌのふわふわな食感と1個で二種類のお菓子を同時に食べているような感覚です。
ブランカさんのサイトの商品紹介のページを拝見すると食感の特徴に加えて
なんでも天然の真珠のカルシウムが含まれているとのこと。
そんなお菓子ですが、とにもかくにもおいしいの一言しか思いつかない私^^;
皆様も一度お試しあれ。
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最後にご紹介するのはこちら。
「太閤出世餅」です。
太閤と言えば豊臣秀吉公、秀吉公と言えば大阪って言うのが一般的な印象なのですが、
こちらは天下人太閤秀吉にあやかった伊勢の縁起餅と言う事で
古くからお土産や贈り物として知られています。
個人的にはこのお菓子が伊勢の名物であるという点から
伊勢と太閤秀吉公にどんな関係があったのだろう…?
等と歴史好きで考察好きな私の血が騒いでしまいます。
そう言ったことは一旦おいておいて、
こちらのお菓子は粒あんをお餅でくるんだタイプの和菓子です。
ふんわりしたお餅の中に入ったあんこ。
なんとも渋い目のお茶と一緒に召し上がりたい和菓子です。
渋いお茶と太閤出世餅の組み合わせ、
正直なところですが若い方にぜひ召し上がっていただきたいと思います。
個人的に今の実年齢はともかく、私自身さほど精神的に大人ではないと自覚していますので、
普段どちらかというと炭酸飲料を好みジャンクフードも大好きという感じですが、
ふとこういう和菓子を口にすると、本当においしく感じるんですよね。
上品な甘みの中になんとも言えない奥深さを感じて、
また飲み物との組み合わせで一層その甘みが深く感じる…。
侘び寂びなんてよく言いますけど、それを実感できる深みのある和菓子…というところでしょうか。
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今回、伊勢志摩が地元の私がお勧めする食事やお菓子を3つ紹介いたしました。
有名どころのあれとかそれがないじゃないかというご意見もあるかもしれませんが、
あくまでも私の独断と偏見に基づいてご紹介しましたのでその点はご了承を。
それではまたよろしくお願いします。
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